2022年6月6日の世界のできごと

武力紛争と攻撃

2022年のロシアによるウクライナ侵攻

ロシア・ウクライナ戦争におけるウクライナへの外国からの支援

イギリスは、ウクライナに M270 長距離ロケット砲を数機送ることを発表した。(The Guardian

健康と環境

2022年のサル痘流行

2022年のアメリカ合衆国におけるサル痘流行

アメリカ合衆国保健福祉省(United States Department of Health and Human Services、HHS)は、サル痘流行に対応するために36,000発のJynneos1ワクチンを入手した、と述べた。(CNBC

ワシントンD.C.は、オルソポックス(天然痘やサル痘を含むウィルス)の初めての感染を確認した。(The Hill

2022年のイギリスにおけるサル痘流行

イギリスは、77件のサル痘新規感染を確認した。同国のサル痘感染合計件数が302になった。(The Guardian

その他

コソボ共和国は、サル痘感染が疑われるケースを報告した。(Euro News Albania

シンガポール保健省(Singapore’s Ministry of Health、MOH)は、シンガポールを経由してオーストラリアに向かう旅行者1名がサル痘に感染していることを発表した。(CNA

COVID-19 パンデミック

アメリカ合衆国における COVID-19 パンデミック

アメリカ合衆国運輸長官(United States Secretary of Transportation)の Pete Buttigieg は COVID-19 検査で陽性になった。(The Washington Post

中国本土における COVID-19 パンデミック

北京は COVID-19 新規感染の減少を受け、一部の地区を除いて飲食店の営業を再開した。(Reuters

2022年のマリウポリにおけるコレラ流行

ウクライナのマリウポリ市長 Vadym Boychenko のアドバイザー Petro Andryushchenko は、マリウポリでコレラが流行している可能性があると警告した。(The National News

国際関係

第9回米州首脳会議

ホワイトハウスは、今年ロサンゼルスで開催される米州首脳会議からキューバ、ベネズエラ、ニカラグアを除外した。メキシコ大統領の Andrés Manuel López Obrador は同会議を個人的にボイコットすることを発表し、外相の Marcelo Ebrard が代わりに出席する。(Reuters

カナダ・チリ関係

チリ大統領の Gabriel Boric がオタワを訪問し、カナダ首相の Justin Trudeau と広範な二国間会議を行った。(CTV News

法律と犯罪

ラトビアのマスメディア、ラトビア・ロシア関係

ラトビアはロシアのTVメディアすべてを、「領土保全と他国の独立性」を脅かしたとして禁止した。この措置はロシアがクリミア半島を返還しウクライナに対する戦争を終わらせるまで続く。(LRT

2021年のアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件の刑事訴追

極右グループのプラウド・ボーイズ(Proud Boys)のメンバー5名(リーダーの Enrique Tarrio 含む)が、2021年のアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件の関与において扇動的陰謀により告訴された。同事件において扇動的陰謀で告訴されるグループは2つ目となる。(NPR

ロシア・ウクライナ戦争における国際的な制裁

ニューヨークの連邦裁判官は、ロシアのオリガルヒ Roman Abramovich が所有するプライベートジェット2機の差し押さえを米政府に認めた。(The Guardian

その他

ドミニカ共和国の環境大臣 Orlando Jorge Mera がオフィスで射殺された。大統領報道官によると、加害者は被害者の幼少期の友人 Miguel Cruz である。(Reuters

南アフリカ共和国司法省は、Jacob Zuma 政権と共謀して私的利益を追求し告訴されていたグプタ(Gupta)家の Rajesh Gupta および Atul Gupta がアラブ首長国連邦(United Arab Emirates、UAE)で逮捕されたことを確認した。(Al Jazeera

政治と選挙

パーティーゲート(イギリス)

保守党の1922年委員会委員長の Sir Graham Stuart Brady は、首相の Boris Johnson に対する不信任動議を起こすのに必要な54通のレターを受け取った、と述べた。(The Guardian

首相の Boris Johnson は、信任投票を211対148で乗り切り、首相の座にとどまった。(The Times

その他

マリ共和国の軍事政権の指導者 Assimi Goïta は、同国は2024年3月に民政に戻ることを発表した。マリ共和国は2020年8月から2回の軍事クーデターを経ており、2022年2月には人民に権力を返還することを約束していたが、延期された。(France 24


  1. 天然痘およびサル痘ワクチン。JYNNEOS | FDA を参照。 ↩︎